2018年8月29日(水)

09:30〜10:00 受付開始

10:00〜10:10 オープニング

開会のご挨拶「EDB Postgres Vision Tokyo 2018 について」

藤田 祐治(エンタープライズDB株式会社 日本法人代表取締役)

ようこそ、EDB Postgres Vision Tokyo 2018へ。

マルチプラットフォーム時代に新たなデジタルビジネスを創造するためのキーワードは「オープンイノベーション」です。ベンダーロックインから解放され、柔軟かつ迅速にイノベーションを創造できるオープンソースのPostgresに対する期待がこれまで以上に高まっております。これに応えるべく、米国EDBが毎年ボストンで行っているグローバルイベントPostgres Visionを日本でも実施する運びとなりました。

Postgresに関する最先端の情報をはじめ、パートナー各社様が培われてきた専門技術、ソリューション、導入事例といった日本ならではの情報をご披露させていただきます。中国最大のパブリッククラウドであるAlibaba Cloud、韓国最大の通信事業者であるKTといったグローバルカスタマーの生の情報もお届けいたしますので、どうぞお楽しみに。

10:10〜10:50 基調講演1

「EDB Postgres のビジョンについて」(同時通訳)

エド・ボヤジャン Ed Boyajian(エンタープライズDB社 社長兼最高経営責任者)

その情熱、エネルギッシュで戦略的リーダーシップで有名なエド・ボヤジャンが、EDB Postgresのビジョンを熱く語ります。  エドは、オープンソースソフトウェア業界で15年以上活躍するベテランで、オープンソースパートナーシップとテクノロジーイノベーションへの投資がいかに重要であるかを知り尽くしています。

EDB Postgresの普及を加速させるための戦略的ビジョンに注目しましょう。

10:50〜11:30 基調講演2

「アリババクラウド戦略とPostgresエコシステムの技術的優位性」(同時通訳)

スコット・シウ Scott Siu(アリババクラウドコンピューティング社 シニアプロダクトマネジャー)

グローバル・マーケットでアマゾンを脅かす存在になりつつあるアリババ。いよいよ日本でもAlibaba Cloudの本格展開が始まっています。そのデータベース・プラットフォームの要を担うのがEDB Postgres。アリババはなぜEDB Postgresを選んだのか?Postgresエコシステムとは?その技術的優位性はどこにあるのか?

Alibaba Cloud の技術的優位性について、シニアプロダクトマネジャーのスコット・シュウ氏が徹底解説いたします。

11:30〜12:00 基調講演3

「EDB Postgresのロードマップ」(同時通訳)

ケン・ラグ Ken Rugg(エンタープライズDB社 製品戦略最高責任者)

毎年大きな進化を続けるEDB Postgres、まもなくリリースが予定されている新バージョンでは、160を超える新機能が追加されている。この秋から来年にかけての主要な追加機能のロードマップを、次の5つの分野に分けてご紹介します。

1)クラウド対応 2)エンタープライズクラスのセキュリティと拡張性 3)一元管理 4)企業向けツールの統合 5)オラクル互換性

12:00〜12:40 ランチタイム休憩

12:40〜13:20 分科会セッション1

【満員御礼】「なぜ EDB Postgres はプライベートクラウド基盤で採用が急増しているのか!?」

高瀬 洋子(株式会社アシスト データベース技術本部 ビジネス推進部 課長)

ITプラットフォームがオンプレミスからクラウドへと変化する中、EDB Postgresの約70%が仮想化環境に導入されています。(アシスト調べ)

本セッションでは、仮想化環境でEDB Postgresを利用するお客様事例を交えて、なぜEDB Postgresが選ばれているのか、その理由を探ります。

「本格的なコンテナ時代に求められるエンタープライズ・クラウドネイティブ アプリケーション基盤」

村田 龍洋(サイオステクノロジー株式会社 イノベーティブソリューション事業企画部 アクティングマネージャ)

SoRからSoE、デジタルトランスフォーメーションなどをキーワードにアプリケーションは、開発速度と柔軟性の高さからマイクロサービスという手法やコンテナプラットフォームを選択する機会が増えています。 この流れよりコンテナ上にデータベースを乗せることを検討する企業も増加しています。


藤村
 聡(レッドハット株式会社 プロダクトソリューション本部 シニアビジネスデベロップメントマネージャー)

本セッションでは、コンテナプラットフォームを選択する理由から、エンタープライズのユーザーで採用が増加しているRed Hat OpenShiftの概要から、今年買収したCoreOSとの統合によって今後どう生まれ変わるのか、ご紹介します

 

「韓国市場でEDB Postgres が急成長している理由」

ジェームス・キム(エンタープライズDB社ソリューションアーキテクト)

韓国ではここに来て大手企業のEDB Postgres の本格的導入が急速に進んでいます。企業はなぜEDB Postgres を選んだのか、そしてそれをどう活用しているのか。

韓国における主要なユースケースをご紹介いたします。

13:20〜13:30 移動時間

13:30〜14:10 分科会セッション2

【満員御礼】「トラブル事例から学んだEDB Postgresを最大限に活用する方法」

小山田 政紀(株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ)

お客様のシステムにおいて発生したトラブルの原因調査および対処方法提示などの知見を元に、EDB Postgresを有効に活用する方法をご紹介します。

紹介するトラブルは、弊社の「プロフェッショナルサービス」にて直面した事例を元にしております。

【満員御礼】【実践編!コンテナ上のEDBRedHat OpenShiftとEDB Postgres Containerで実現!エンタープライズDevOps基盤のつくりかた」

惣道 哲也(日本ヒューレット・パッカード株式会社 Pointnext事業統括テクノロジーアーキテクト部 部長)

サービスの開発はこれまで以上に迅速性が求められています。コンテナの採用で、アプリケーションはマイクロサービス化が進んでいますが、DBは外部に構成されるケースが散見されます。

本セッションではEDB PostgresをOpenShift上にデプロイしてコンテナ化することのメリットと具体的な導入方法をご紹介します。

「KTのゼロダウンタイムサービスを実現するEDB Postgres アップグレード戦略」(同時通訳)

ウンジョン・シン Eunjung Sin(KTコーポレーション 次長)

EDB Postgres の導入により、顧客サービスの中断を最小限に抑え、継続的にアップグレードするKTのデータベース戦略と、その具体的方法をご紹介いたします。

ジス・チェ Jisu Choi(KTDS アシスタントマネジャー)

オープンソースソフトウェアを新技術に適用し、コストを削減するため、2011年からKTではEDB Postgresの導入を開始しました。8年後のいま、KTのシステムの多くはEOS(End of Service)を克服しています。

データベースを戦略的にアップグレードし、EDB Postgresの新しい機能を適用することで、EOSのメンテナンスコストやセキュリティ脆弱性のリスクを低減しています。

14:10〜14:20 移動時間

14:20〜15:00 分科会セッション3

「NECソリューションイノベータのOSS DBに対する取組み」

岩浅 晃郎(NECソリューションイノベータ株式会社 統括マネージャ)

PostgreSQLを中心としたNECソリューションイノベータのOSS DBに対する取組みを紹介します。

本講演では、私どものOSS DBに対する取組みとともに、お客様システム導入時のエピソードをご紹介し、お客様のニーズや取り組みの変遷、私どものの今後の展望をご紹介します。

「一流ホテルの従業員とOSS-DB技術者の差別化の築き方は同じだ!!」

成井 弦(特定非営利活動法人エルピーアイジャパン 理事長)

PostgresをはじめとしたOSS-DBを利用するIT企業のビジネスで最も重要なのは、OSS-DB技術者がお客様に提供するサービスです。この講演では、OSS-DB技術者のお客様に対する付加価値の付け方をホテル業と比較して説明します。

ご参加される皆様の更なる成長に貢献できるものと願っております

【満員御礼】「EDB Postgres で実現するHA構築のベストプラクティス」

高鶴 勝治(エンタープライズDB株式会社 技術本部長)

EnterpriseDBでは、データベース・エンジンだけでなく、他システムとのデータ連携や、運用管理を支援するための様々なツールも提供しています。このセッションでは、それらEDBツールを使用して、実現可能なHAクラスター構成とその比較を行います。

また、EDB Failover Manager(EFM)を用いたHAの構築
手順・ポイントに触れます。

15:00〜15:10 移動時間

15:10〜15:50 分科会セッション4

【満員御礼】「大規模DBのバックアップ運用に向けた取り組み」

稲垣 毅(株式会社日立製作所 システム&サービスビジネス統轄本部 OSSソリューションセンタ)

本講演は、弊社内のとある案件で実施した大規模DBのバックアップ運用について、ストレージ機能を使ったバックアップの整理、および、EDB社のBARTの特徴的機能の実機検証を行った結果を報告いたします。

【満員御礼】「【臨時セッション】EDBマイグレーションポータル、ついに登場!劇的に容易になるオラクルからの移行」

高鶴 勝治(エンタープライズDB株式会社 技術本部長)

高鶴勝治Oracleデータベースをウェブ上からEDB Postgresに容易に移行できる初のオンラインツール「EDB Postgres Migration Portal」のベータ版がリリースされました。

同ツールの詳細について、デモンストレーションを交えて説明し、10年以上の経験に基づくマイグレーション成功の法則について徹底解説いたします。

「野獣を解き放て – Postgres を更に速くする」(同時通訳)

アンドレス・フロイント Andres Freund(エンタープライズDB社 シニアデータベースアーキテクト)

速ければ速い方が良い。Postgresコミュニティのコミッターであり、レプリケーション、パフォーマンス、スケーラビリティ機能の向上に大きく貢献してきたアンドレスのセッションです。

JITとPostgresのパフォーマンス強化全般について議論し、Postgres 11がなぜアプリケーション開発者にとって最良の選択肢になるのかについて解説いたします。

15:50〜16:00 移動時間

16:00〜17:00 基調講演4

「クラウド時代に変革すべきDBAの役割10ヶ条」(同時通訳)

ケン・ラグ Ken Rugg(エンタープライズDB社 製品戦略最高責任者)

少し前までは、エンタープライズのデータベースと言えば、DBAがゲートウェイでした。 クラウド、オートメーション、DevOpsの登場により、DBAの役割と責任は急速に進化しています。

新たな時代におけるDBAの最も重要な10の役割と、壮大な変化のためにDBAに求められる新たな、より価値の高いスキルについて解説します。


※イベントの定員は300名を予定しております。
※プログラム内容および時間割は変更となる場合があります。